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酒井高徳、クラブ史上初の2部降格危機も希望は捨てず。「最後まで戦う」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハンブルガーSVの酒井高徳【写真:Getty Images】

 ハンブルガーSV(HSV)に所属する日本代表のDF酒井高徳は1部残留を諦めてはいないようだ。6日付けの独メディア『hsv24モルゲンポスト』が報じている。

 現地時間5日、ブンデスリーガ第33節がドイツ各地で行われHSVは敵地でフランクフルトと対戦し0-3で敗れた。同じく残留を争うヴォルフスブルクがアウェイでRBライプツィヒに1-4と敗れたためHSVは今節での降格を免れた。

 試合後、酒井は同メディアに対し「希望は捨てていない。その為には120パーセントの力を尽くす」と最終節のボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦で全てを出し切る事を誓った。

 16位のヴォルフスブルクは最終節で既に降格が決まっているケルンと対戦する。ヴォルフスブルクが引き分けHSVが勝利した場合、両チームの勝ち点は31で並ぶも得失点差で10点下回っているHSVは極めて厳しい状況だ。

 史上初の2部降格が決まる大一番を前に酒井主将は「我々は自分たちの試合のみに集中する。とにかく最後まで戦う」と奇跡を信じ運命の一戦に挑む決意を示した。

【了】

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