ベルギー1部のアンデルレヒトでプレーする日本代表MF森岡亮太のプレーに対し、2人のクラブOBが賛否両論の意見を述べている。ベルギー『ラ・キャピタル』が7日付で伝えた。

　森岡は今季前半にワースラント＝ベフェレンで見せた活躍が高く評価され、1月の移籍市場で国内最大の名門アンデルレヒトへ移籍。ここまでリーグ戦のレギュラーシーズンおよびプレーオフ合計13試合に出場して6ゴール4アシストを記録している。

　1980年代から90年代にかけてアンデルレヒトで活躍した元ベルギー代表のジョルジュ・グリュン氏は、森岡のプレーを高く評価。「うまく機能していなかったチームに加入し、全体的によくやっている。スタッツは非常に素晴らしい」と述べた。森岡は1月にチームを去った中心選手のソフィアン・アンニの穴を埋めることができていると評されている。

　一方、同じく元ベルギー代表でありクラブOBのワルター・バセッジョ氏はより厳しい意見。「もっと速くプレーすべきこともある。ボールを持ちすぎてプレーをスローダウンさせてしまうことがある」と苦言を呈した。

　守備面については、「森岡がチームにいると、他のMFたちが彼の守備の仕事をカバーするためたくさん走らなければならない。アンデルレヒトにはそういう選手として（アドリエン・）トレベルがいる」とバセッジョ氏はコメントしている。

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