レアル・マドリーは現地時間26日、チャンピオンズリーグ決勝でリバプールに勝利した。FWクリスティアーノ・ロナウドは、これで同大会で初めて5回の優勝を経験した選手となっている。

　リバプールを下したレアル・マドリーは、これでチャンピオンズリーグ3連覇。昨年の2連覇も史上初の快挙だったが、今年はさらに記録を更新した形だ。

　レアル・マドリーは2013/14シーズンもチャンピオンズリーグで優勝しており、ここ5年で4回欧州の頂点に立っていることになる。

　C・ロナウドはさらに、2007/08シーズンにマンチェスター・ユナイテッドで同大会を制しており、個人として5度目のチャンピオンズリーグ優勝となった。これはチャンピオンズリーグ史上初のことだ。

　これまで4度のチャンピオンズリーグ優勝を経験した選手は複数いる。

　ヴィッセル神戸加入が決まったMFアンドレス・イニエスタは、バルセロナで4回経験。リオネル・メッシ、シャビも同様だが、この2人は2006年の決勝に出場しなかった。

　そのほかには、元オランダ代表のクラレンス・セードルフ氏がいる。アヤックスで1回、レアル・マドリーで1回、ミランで2回優勝。異なる3つのクラブでのチャンピオンズリーグ優勝は同氏だけだ。

　バルセロナのDFジェラール・ピケも、マンチェスター・ユナイテッド時代と合わせて4度の優勝経験がある。ただ、こちらも2008年の決勝では出場がなかった。

　C・ロナウドは優勝した5度のチャンピオンズリーグで、すべて大会得点王になっている。所属していたチームが優勝しただけではなく、チームを優勝に導く活躍をしたと言えそうだ。

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