ベルギー代表のロメル・ルカク【写真:Getty Images】
【ブラジル 1-2 ベルギー ロシアワールドカップ準々決勝】
ベルギー代表のFWロメル・ルカクは、ロシアワールドカップで出場した2試合連続での無得点に終わりながらも、チームに果たした貢献に満足する様子を見せている。7日付『ロイター通信』などが伝えた。
ベルギー代表は現地時間6日に行われたワールドカップ準々決勝でブラジル代表と対戦。2-1の勝利を収め、32年ぶりとなる準決勝進出を果たした。
ルカクは今大会のグループリーグ初戦から2試合連続2得点、計4ゴールを記録。だが第3節のイングランド戦で温存されたあと、決勝トーナメント1回戦の日本戦では無得点に終わった。ブラジル戦ではケビン・デ・ブルイネの決勝ゴールをアシストしたが、自身はノーゴールだった。
しかし、本人はゴールだけにこだわってはいないようだ。「ロメル・ルカクはとにかくゴール、ゴール、ゴールだけだと誰もが考えている。だが僕は、オールラウンダーになりたいと思っているんだ」と同選手は語った。
「アシストを供給することも大事だ。今年は今まで以上にアシストを提供してきた。もちろんゴールは決めたいけど、チームのためにも必死に頑張っている」とルカク。その上で、「エリア内でチャンスをもらえればいつでも決められる」と得点力への自信ものぞかせている。
ベルギーは現地時間10日に行われる準決勝でフランスと対戦する。初の決勝進出、そして優勝を勝ち取るためにはエースの得点も必要になってくるかもしれない。
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