オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーは6日、メキシコのパチューカを退団してフリーとなっていた本田圭佑との契約を交わしたことを発表した。

　メルボルンは6日朝に会見を開き、同クラブのアンソニー・ディ・ピエトロ会長とケビン・マスカット監督、およびAリーグのグレッグ・オルーク代表が出席して本田の獲得発表を行った。現在アメリカに滞在中の本田はビデオ通話を通してコメントを述べている。

「メルボルン・ビクトリーに加入することができて嬉しく思います。関心を持ってくれていることはワールドカップの1週間後から知っていました」と本田は英語でコメント。「新しい挑戦をするのが本当に好きだというのが僕という人間です。できるだけ早くプレーできるとの楽しみにしています」と続けた。

「メルボルン・ビクトリーはAリーグで最も成功を収めてきたクラブです。何度もチャンピオンになっています。こういうクラブに加入できることを誇らしく思っていますし、ケビン監督も本当に良い人です。話をすると強い情熱が感じられます」と指揮官の印象を語っている。

「クラブを勝たせるつもりです。自分にとって可能な限りチームを助けられる自信があります」と本田は意気込みを述べ、「これから一緒に全てのことを成し遂げていきましょう」と新しい仲間たちに呼びかけた。

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