武藤嘉紀加入のニューカッスル、世界屈指の本拠地St.ジェームズ・パークについて知るべき10のこと【編集部フォーカス】

2018年08月09日(Thu)11時44分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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イングランド屈指のダービーマッチ

ニューカッスル
いつの時代もタインウェア・ダービーは状況に関係なく白熱する【写真:Getty Images】

 ニューカッスルにとって最大のライバルはサンダーランドである。タイン川沿いに本拠地を構える前者と、ウェア川沿いに本拠地のある後者による「タインウェア・ダービー」はイングランドでも屈指の盛り上がりを見せるダービーマッチだ。

 このカードが熱を帯びる理由は、16世紀に端を発する両都市の確執にある。当時のイングランド王チャールズ1世によって石炭産業に関する利権を与えられたニューカッスル・アポン・タインが工業都市として発展した一方、利権のなかったサンダーランドの発展は遅れた。

 さらに両者の対立は深まり、1642年から1649年にかけて起きた「ピューリタン革命」の際は王党派のニューカッスルと議会派のサンダーランドの間で軍事衝突にも発展した。革命の末に共和制のもとで特権を得たサンダーランドは遅れて発展を遂げたが、王政復古とともにニューカッスルが利権を取り戻し、両都市の対立関係は現在まで脈々と続いている。

 もちろんフットボールにおいても例外ではなく、タインウェア・ダービーは特に激しい試合になることが多い。現在まで公式戦で155回対戦し、両者ともに53勝ずつ(引き分け49回)と全く譲らない。だが、今季からサンダーランドがリーグ1(3部相当)に降格してしまったため、しばらく激アツなダービーマッチを見ることはできないかもしれない。

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