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ジェノアの伊代表DF、高速道路崩落に恐怖。「10分前にあそこにいた…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドメニコ・クリッシト
ジェノアのドメニコ・クリッシト【写真:Getty Images】

 現地時間14日、イタリアの北部ジェノバで高速道路の高架橋が約100メートルにわたって突然崩落する事故が発生。イタリアメディアの報道によれば多くの死傷者が出ているとのことだ。

 サッカー界もこの大きな事故にショックを受けている。ジェノバを本拠地とするサンプドリアは「言葉にならない」と公式ツイッターでメッセージを投稿。ジェノアも「崩落に関する状況の展開を注意深く見守っている」とコメントした。

 現役時代にサンプドリアでエースとして活躍したイタリア代表のロベルト・マンチーニ監督も犠牲者を追悼。「犠牲者の家族とこの町と地域を近くで支えたい」とコメントしている。

 ジェノアに所属するイタリア代表DFドメニコ・クリッシトは、この事故に特に大きなショックを受けた一人だったようだ。インスタグラムで自身と家族の無事を報告しつつ、事故の直前に現場を通過していたことを明かした。

「僕も家族もみんな大丈夫だが、崩落のちょうど10分前にあの橋にいた…。全ての犠牲者の家族を支えたい。高速道路の橋があんな形で崩れるなんてあり得ない」と述べ、「この国のために何かをする必要がある。こういうことがあるからこそ人々が逃げ出している」とイタリアへの批判を繰り出している。

 クリッシトは2011年までジェノアでプレーしたあとロシアのゼニト・サンクトペテルブルクへ移籍。今季から7年ぶりにジェノアに復帰している。

【了】

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