オーストラリアのメルボルン・ビクトリーは、21日に行われるFFAカップ・ベスト16のAPIAライカード・タイガース戦に向けた先発メンバーおよびベンチ入りメンバーを発表した。デビューが期待されていた本田圭佑はベンチ外となった。

　本田は先週からメルボルン・ビクトリーに合流してトレーニングを開始。コンディション次第では21日の試合で公式戦デビューを飾ることが期待されていた。

　ケビン・マスカット監督は試合前日に、本田を含む3人の新加入選手が「良い練習をできている」として、先発には起用しないがベンチ入りメンバーに含める可能性を示唆していた。だが3人のうちDFニック・アンセルのみがベンチに入り、本田はベンチ外となった。

　対戦相手のAPIAには日本人のMF関谷祐が主力メンバーの一人として在籍しており、本田との対戦を心待ちにする様子を見せていたが、日本のスター選手との激突は実現しないことになった。

　メルボルン・ビクトリーがこの試合に勝利を収めた場合、本田は9月18日から26日にかけて行われる準々決勝でデビューできる可能性がある。チームが敗退した場合、公式戦出場は10月20日のAリーグ開幕まで待たねばならない。

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