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バロテッリ、残留決断は「ヴィエラの影響が8割」。ファンには理解求める

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・バロテッリ
マリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 ニースのFWマリオ・バロテッリが、マルセイユへの移籍を望んだことや最終的に残留を選んだことについて語った。イタリア『スカイ』などが伝えている。

 フランスで復活を遂げたバロテッリは、イタリア代表にも戻り、今夏再びトップレベルのクラブに移籍することが予想された。しかし、マルセイユへの移籍はあと少しのところで破談となり、その後も新しいクラブは決定せず。最終的にニースにとどまることになっている。

 マルセイユ行きに迫っていたバロテッリに対して厳しい言葉をぶつけたのはパトリック・ヴィエラ監督だ。ただ、最終的にニースでプレーすることを決めたのは、その指揮官の影響だったという。

 バロテッリは「移籍したかった。クラブもそれを知っていた。ファンの気持ちは理解できるけど、僕の言い分も知っていてほしい。ニースはヨーロッパの大会に出られないけど、マルセイユはヨーロッパの大会に出るんだ」と、マルセイユ行きを望んでいたことを明かした。

 さらに同選手は、「最終的に自分で決めたことだ」と語りつつ、「この決断に至ったのはヴィエラの影響が大きい。80%くらいだね」と話している。

 また、「イタリアのクラブや中国からもオファーがあった」とバロテッリ。「中国のオファーは断った。少なくとも今じゃない。僕はサッカーが大好きで、まだヨーロッパの主要リーグでやりたいんだ」と、高額な給料にはなびかなかった様子だ。

【了】

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