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ネイマール&エムバペはPSG残留へ。FFP違反の処分は移籍締め切り後に実施

text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール ムバッペ
ネイマール(左)とエムバペ(右)【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールとフランス代表FWキリアン・エムバペの2人が、今夏はチームに残留する見通しとなった。28日に仏紙『レキップ』が報じている。

 PSGは昨年夏にバルセロナからネイマールを2億2000万ユーロ(約290億円)で獲得。さらにモナコから1億8000万ユーロ(約236億円)の買い取りオプション付きレンタルでエムバペを獲得している。ただ、当初からFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)に抵触する可能性があることを指摘されていた。

 現在、FFP違反であるか、そうでないかの判断を待っている状況にある。仮にFFP違反が認められた場合、ネイマールかエムバペを売却する必要があると海外メディアは報じていた。UEFAが下した決定によって、レアル・マドリーがエムバペの獲得に動く可能性があるとの情報も。しかし、欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長が、この報道を否定。

「PSGの処分が決定した場合は移籍締め切り後に行われる。レアル・マドリーが決定を待っているとの報道は誤りだ」

 同紙によると、FFP違反が認められた場合はこれまでの前例と同様にUEFA主催大会における選手登録制限などの制裁があるという。ただ、少なくとも2018/19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に出場できなくなるという可能性はないようだ。

【了】

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