カンボジアサッカー連盟は、今月10日に行われるマレーシア代表との親善試合に向けた招集メンバー23人を1日に発表した。カンボジア『クメール・タイムズ』が伝えている。

　この試合は実質的な代表監督に就任した本田圭佑の初陣となる。オーストラリアのメルボルン・ビクトリーに所属する本田は先月12日に、現役選手でありながら他国の代表チームを率いるという世界でも異例中の異例となる発表を行った。

　カンボジア紙によれば、本田のメンバー発表には「ファンにとって多くのサプライズがあった」とのこと。数人のスター選手がメンバーから除外されたと伝えられている。

　2017年にJ3の藤枝MYFCでプレーし、カンボジア人初のJリーガーとなったFWチャン・ワタナカも招集メンバーから外れた選手の一人。だがワタナカは負傷による落選だという。

　本田はオーストラリアで選手としてプレーしつつ、国際Aマッチデーの試合ではカンボジア代表のベンチに入ることを予定している。マレーシア戦で「監督・本田圭佑」としての初めての姿を見せることが注目される。

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