今夏の移籍市場でボルシア・ドルトムントに加入したベルギー代表のMFアクセル・ヴィツェルは早くもチームの中心選手として活躍している。

　ヴィツェルは中国スーパーリーグ天津権健からドルトムントに加わった。これまで欧州5大リーグ（スペイン・イングランド・イタリア・ドイツ・フランス）でプレー経験がない事から対応力が心配されたが、移籍直後からレギュラーポジションを獲得し公式戦全3試合に出場している。

　また先月20日に行われたDFBポカール（ドイツ杯）1回戦のグロイター・フュルト戦では後半アディショナルタイムで同点ゴールを挙げ、リーグ開幕戦のRBライプツィヒ戦では豪快なボレーシュートを決めるなど印象的な活躍をしている。

　そんなヴィツェルに対しチームメイトのMFマルコ・ロイスは「彼のような選手を我々は必要としていた。アクセルは試合を落ち着かせてくれる」と独誌『キッカー』で語っている。さらに「中盤で彼は非常に重要な存在になっている」と早くもチームに馴染んだ29歳を褒めたたえている。

　ドルトムントの好守で貴重な役割を果たしているヴィツェルの存在は今後ますます大きくなりそうだ。

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