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ネイマール、再びブラジル代表主将に。「もうやりたくない」と言っていたが…

text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール
ブラジル代表のネイマール【写真:Getty Images】

 現地時間7日に行われた国際親善試合でブラジル代表とアメリカ代表が対戦し、ブラジルが2-0の勝利を収めた。この試合から、FWネイマールが再びブラジル代表のキャプテンを務めている。

 ネイマールは2014年ワールドカップ後に史上最年少の22歳でブラジル代表キャプテンを務め、2016年リオデジャネイロ五輪でもキャプテンとして金メダルを獲得。だがその後「もうブラジル代表のキャプテンはやりたくない」と心情を吐露し、キャプテンを降りることになった。

 2016年に就任したチッチ監督はキャプテンを固定せず、複数の選手でローテーションしてきた。ロシアワールドカップでも5試合でマルセロ、チアゴ・シウバ、ミランダの3人がゲームキャプテンを務めた。だがアメリカ戦を前に、ネイマールを新キャプテンとして固定することが発表された。

「再び受け入れたのは、色々と学んできたからだ。これからもさらに多くのことを学んでいく。こういう責任を負うのは僕にとって良いことだろう」とネイマールは試合前日の会見でコメントしていた。

 試合ではチームの2点目となるPKを成功させるなど、キャプテンとしてブラジルを勝利に導いた。ブラジル『グローボエスポルチ』はネイマールに採点6.5をつけ、「新キャプテンとして終始落ち着いてプレーしていた」と評している。

【了】

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