フットボールチャンネル

元マンU指揮官、アメリカ代表新監督就任に意欲。「本当に興味がある」

text by 編集部 photo by Getty Images

デイビッド・モイーズ
デイビッド・モイーズ氏【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドなどの元監督であるデイビッド・モイーズ氏は、アメリカ代表の新監督就任に乗り気な様子を見せている。英紙『ザ・サン』がコメントを伝えた。

 ワールドカップに7大会連続で出場してそのうち4大会で決勝トーナメントに出場するなど着実に力をつけ、世界のサッカー界で存在感を強めていたアメリカ代表。だがロシアワールドカップではまさかの予選敗退に終わり、8大会ぶりに出場を逃すことになった。

 ブルース・アリーナ前監督は予選敗退後の昨年10月に辞任し、その後は10ヶ月にわたって正式監督不在の状態が続いている。モイーズ氏は有力な後任候補だとここ最近報じられていた。

「もし誘われたとすれば、アメリカ代表の仕事について考えたいと思う。世界のサッカー界で大国のひとつであり、大きな成長のポテンシャルを秘めているからだ」とモイーズ氏。「リーグも成長を続けている。デイビッド・ベッカムのマイアミのチームも加わろうとしている」とMLS(メジャーリーグサッカー)の発展にも賛辞を送り、「もし話が来るなら本当に興味がある」と語った。

 モイーズ氏はエバートンを11年間にわたって率いたあと、2013年にはサー・アレックス・ファーガソン氏の後任としてユナイテッド監督に就任したが、結果を出せず解任される結果に終わった。その後はレアル・ソシエダ、サンダーランド、ウェスト・ハムを指揮。昨季終了後にウェスト・ハムを退任し、現在はフリーとなっている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top