コロンビアサッカー連盟（FCF）は、代表チームの新監督としてイラン代表を率いるカルロス・ケイロス監督の招へいを計画しているという。コロンビア『カラコル・ラジオ』が報じたとして複数メディアが伝えている。

　2012年から6年間にわたってコロンビアを率いていたアルゼンチンのホセ・ペケルマン前監督はロシアワールドカップ終了後に退任。今月行われた国際親善試合ではアルトゥーロ・レジェス氏が暫定監督として指揮を執った。

　だが新監督候補の一人として、ケイロス氏との交渉を行うことが計画されていると報じられている。現地時間24日にロンドンで行われる国際サッカー連盟（FIFA）ザ・ベスト賞表彰式の機会を利用し、FCF関係者がケイロス監督と接触する見通しとのことだ。

　ポルトガル出身のケイロス監督は現在65歳。1996年から97年にかけて日本の名古屋グランパスエイトを率いたこともある。他にレアル・マドリーの監督やマンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチ、ポルトガルや南アフリカ、UAEの代表監督などを歴任した。

　2011年からイラン代表監督を務めており、2大会のワールドカップで指揮。ロシア大会では決勝トーナメント進出は逃したが同国史上最多の勝ち点4を獲得した。ワールドカップ後は新たな契約が合意していない状態ながらも指揮を執り続けているという。

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