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バルサ、10月が厳しすぎ! 月末にクラシコ、CL含め各国強豪クラブと5連戦

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
バルセロナの10月は今季最初の山場か【写真:Getty Images】

 欧州サッカーのシーズンも開幕から約1ヶ月半が経過し、好調なチーム、予想外の苦戦を強いられているチームなど新たな勢力図が描かれつつある。

 そんな中、注目されているのがバルセロナの10月のスケジュールだ。国際Aマッチウィークによる中断期間を挟み、今月は5試合が予定されている。そしてその対戦相手があまりに厳しすぎるのである。

 まず、バルサは3日にチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ第2節でトッテナムと対戦する。この試合はアウェイで行われるため、ロンドンへ遠征しなければならない。

 そして週末の7日には、昨季4位のバレンシアとのリーグ戦が待っている。今季は苦戦を強いられているものの、戦力はラ・リーガでも5本の指に入るほど充実しており、侮れない相手。トッテナム戦に続き、この試合もアウェイ開催のため国内遠征となる。

 国際Aマッチウィークが明けると、20日にはホームでのセビージャ戦だ。先日レアル・マドリーに3-0で快勝し、絶好調の相手に、多くの選手が代表帰りで万全でない状態で挑まなければならない。厳しい戦いになるのは間違いないだろう。

 セビージャ戦の後は、24日にCLグループリーグ第3節のインテル戦がホームで行われる。本拠地での連戦は少しばかりの救いだが、落とせないリーグ戦の直後に中3日でイタリア屈指の強豪と戦うことの厳しさは想像に難くない。

 さらに難しい舵取りを強いられるのは、インテル戦から中3日で迎えるレアル・マドリーとの「エル・クラシコ」だ。リーグでの立場にかかわらず、絶対に落とせない一戦。ここに向けてエルネスト・バルベルデ監督がどのようなマネジメントを見せ、チームを万全な状態でピッチに送り出せるか。

 トッテナム、バレンシア、セビージャ、インテル、マドリー。欧州屈指の強豪との5連戦をいい形で乗り切れるかどうかで、今季前半戦の今後が大きく変わってくる。決して好調とは言えない中、バルサの10月から目が離せない。

【了】

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