UEFAネーションズリーグ・リーグA第3節の試合が現地時間13日に行われ、オランダ代表とドイツ代表が対戦。ホームのオランダが3-0で勝利を収めた。

　オランダは前半30分、CKからライアン・バベルのヘディングがクロスバーに当たったボールをフィルジル・ファン・ダイクが押し込んで先制。そのまま1点差で終盤を迎えたが、87分にメンフィス・デパイ、後半アディショナルタイムにジョルジニオ・ワイナルドゥムが追加点を奪った。

　ロシアワールドカップではグループステージ敗退の失態を演じ、挽回を期していたドイツだが、これでネーションズリーグは2試合を終えて1分け1敗。2部にあたるリーグBへの降格の危機に立たされている。

　同じグループではワールドカップ王者のフランスが1勝1分けの勝ち点4で首位。オランダが勝ち点3で2位に続いている。現地時間16日にはフランスとドイツが対戦するが、ドイツはこの試合にも敗れるようだとグループ最下位での降格が現実味を帯びてくる。

「失点するまでは悪くなかったが、失点後は最近の結果が自信喪失に繋がってしまった」とヨアヒム・レーブ監督は試合後にコメントしている。ワールドカップのショックを払しょくすることはまだできていないようだ。

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