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久保建英「終わったあとにみんなで笑っていられるように」。U-19日本代表の決戦へ意気込み

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

久保建英
U-19日本代表のFW久保建英【写真:舩木渉】

 U-19日本代表は27日、翌日のAFC U-19選手権準々決勝のインドネシア戦に向けて非公開で最終調整を行った。

 勝てば来年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップ出場権獲得、負ければチーム解散という重要な一戦。久保建英は「勝つしかない。しっかり結果を残して、試合が終わった後にみんなで笑っていられるようにチーム一丸となって戦いたい」と力強く意気込みを語った。

 会場となるスタジアムは今年1月にFC東京のインドネシア遠征で訪れており、「雰囲気は知っているつもり」と久保。バヤンカラFCとのプレシーズンマッチでは2ゴールを挙げて4-2の勝利に貢献していた。

 そんないいイメージのあるスタジアムだが、28日の試合はホームのインドネシアサポーターが6万人以上詰めかけるという予想もある。必然的に“完全アウェイ”の状況についての質問も多くなるが、背番号9の17歳は「試合前から自分たちで勝手に厳しい戦いにしないというのが一番重要」と語る。

 そして「自分たちで『厳しい戦いになるぞ』って言って気を引き締めるのはいいんですけど、逆に自分たちのプレーが出せなくなったりする。そこはリラックスしながらも集中していければ。厳しい戦いにならないように試合を運びたい」と自らに言い聞かせるように展望を述べた。

 決戦は日本時間28日の21時半にキックオフ予定。3月には親善試合で4-1と下したインドネシアに、再び力の差を見せつけて世界への切符を掴み取りたいところだ。

【了】

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