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Jリーグ 5年前

大分が自動昇格に前進。町田は足踏み、J1下位クラブは戦々恐々?【J1昇格争いの現状】

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

J1ライセンスを持たない町田が失速

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FC町田ゼルビア【写真:Getty Images】

 町田は第39節、アルビレックス新潟に敗れて2連敗となった。J1ライセンスを持たない町田だが、今季は優勝争いに加わるなど高いチーム力を見せている。しかし、ここに来てブレーキがかかった。J1で残留争いを戦う下位チームにとっては、町田の動向が気になるところ。

 町田が2位以内でフィニッシュすれば、J1からの自動降格が2から1に減り、17位のチームがプレーオフに回ることになる。町田が何位に入るかによって、J1の下位チームの運命も変わってくるのだ。

 だが、第38節・ファジアーノ岡山戦を0-1で落とすと、第39節・新潟戦も0-2と黒星。2戦連続で完封負けを喫しており、最終盤の戦いに不安が残る。

 町田が躍進を見せる一方で、今季J1から降格してきた3クラブは苦しい戦いを強いられている。

 新潟は現在、5連勝と2連勝を含む9試合負けなしと絶好調。しかし、14位と低迷している。ヴァンフォーレ甲府は勝ち点56の8位。すでにプレーオフ進出はなくなっている。大宮アルディージャは勝ち点64で7位につけており、プレーオフ圏に食い込む可能性を残す。J2のレベルも年々上がっており、J1からの降格クラブがリーグを引っ張るのは難しくなっていると言えるだろう。

 J2もラストスパートに入っているが、どのような結末を迎えるのか。最後まで目が離せない。

【了】

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