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韓国人DF、兵役免除の虚偽報告で代表永久追放…アジアカップ不参加も決定

text by 編集部 photo by Getty Images

チャン・ヒョンス
韓国代表のチャン・ヒョンス【写真:Getty Images】

 兵役免除に必要な社会奉仕活動に関して、一部で事実とは異なる報告をしていたFC東京所属の韓国代表DFチャン・ヒョンス。大韓サッカー協会が1日、同選手に対して代表資格の永久停止と、3000万ウォン(約300万円)の罰金処分を科した。

 韓国において、19歳以上の男性には兵役義務がある。チャン・ヒョンスは、2014年に行われた仁川アジア競技大会で金メダルを獲得し兵役免除を受けていた。ただし、一定期間のボランティア活動を実施しなければならない。

 同選手は2017年12月から約2ヶ月間、母校の学生を対象にサッカートレーニングを行い、196時間指導したとの書類を提出している。しかし、大雪の日に雪のないグラウンドを撮影した写真を添付したことで偽装が発覚。選手本人が虚偽報告であったことを認めたため、今回の処分に至っている。

 また、チャン・ヒョンスの事件を発端として、他の選手に関しても社会奉仕活動の実態調査が開始された。サッカー、野球、スケートなどで兵役免除となった23人の選手が対象となっている。

【了】

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