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アーセナルとドローで判定に不満のクロップ「答えられるのは副審だけ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユルゲン・クロップ
ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 リバプールは現地時間3日、プレミアリーグ第11節でアーセナルと対戦し、1-1と引き分けた。ユルゲン・クロップ監督は、判定に納得いっていないところがあるようだ。英『デイリー・メール』などが伝えた。

 終盤の失点で好調アーセナルに追いつかれて勝利を逃したリバプール。クロップ監督は、「ロジカルな結果」だと互角の内容だったと振り返った。その一方で、判定には不満が残っている。

 リバプール指揮官が疑問に思っているのは、18分の場面だ。リバプールは右サイドの低い位置から出たパスにロベルト・フィルミーノとサディオ・マネが反応。フィルミーノのシュートがポストに当たり、こぼれ球をマネが押し込んだ。だが、副審の旗があがってオフサイド。リバプールの先制点は幻となった。

 クロスボールの時点でマネの位置はオフサイドだったが、このタイミングで副審はマネがプレーに関与したとは判断しなかった。マネがシュートをしたところでフラッグをあげており、フィルミーノのシュートの際にオフサイドポジションにいたとジャッジしたことになる。だが、実際にはマネの位置はオフサイドではなかった。

 クロップ監督は、「あれがなぜオフサイドなのか、その問いに答えられるのは副審だけだ。彼がボールに触れるまで待っていて、最初のプレーに対するオフサイドをとったのかは分からない」と、悔しさをにじませている。

 『BTスポーツ』の中でリオ・ファーディナンド氏はこのシーンについて、「VARがあったらリバプールがリードしていたはず。マネはオンサイドだった」ときっぱり語った。

【了】

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