吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトンは現地時間10日、プレミアリーグ第12節でワトフォードをホームに迎え、1-1で引き分けた。FWチャーリー・オースティンが判定への不満を語っている。英『スカイ・スポーツ』が伝えた。
16位サウサンプトンと8位ワトフォードの一戦。サウサンプトンは20分にガッビアディーニのゴールでリードを奪うと、66分に追加点のチャンスが訪れた。ペナルティエリア右からレドモンドが折り返したボールをオースティンがシュートし、ゴールネットが揺れている。だが、吉田がオフサイドポジションにいたということで得点は認められなかった。終盤にサウサンプトンは1点を返され、勝利を逃している。
この判定にオースティンは、「馬鹿げている」と激怒。「僕たちは完璧なゴールで2-0とした。それで試合を決めていたはずだ。でも、審判団が勝ち点2を奪っていった」と、判定への不満を口にした。
確かに吉田の位置はオフサイドポジションだったが、プレーに関与していたかという点は微妙だ。
オースティンは「審判団はオフサイドだと言った。マヤに当たったと言ったんだ。でも違う。僕の足に2回当たった。それで決まったんだよ」と、幻のゴールを振り返っている。
サウサンプトンはリーグ戦で8試合勝利がない。それだけに、この判定にはショックが大きい様子。オースティンは「VARは審判団の助けになる。間違いなく、彼らには助けが必要だ。僕たちがプレーしているのはプレミアリーグ、世界最高のリーグだ。世界で最も見られているリーグなんだよ」と、映像判定の導入が遅れていることに不満を示した。
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