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プレミアも来季からVAR導入! 欧州5大リーグ全てで実施へ。世界各地で採用進む

text by 編集部 photo by Getty Images

VAR
VAR【写真:Getty Images】

 プレミアリーグが15日、2019/20シーズンからVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入する方向で準備を進めていることを発表した。

 ロシアワールドカップでVARが導入され、セリエAやブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、リーグアンでもVARが実施されている。プレミアリーグも導入することになれば、欧州5大リーグ全てで実施されることになる。アジアでは韓国のKリーグでVARが使用されており、世界各地でVARの導入が進んでいる状況だ。日に日にVARの重要性は増している。

 現地時間10月24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージB組第3節のトッテナム対PSVでは、トッテナムに所属するダビンソン・サンチェスのゴールが取り消された。ハリー・ケインがオフサイドポジションにいて、得点に関与したと結論づけられたようだが、映像を見る限り、ゴールに関与した様子は全くなく、相手の守備を妨げるようなプレーをしてもいない。主審の誤審とされている。

 また、 現地時間11月7日に行われたCLグループステージF組第4節のマンチェスター・シティ対シャフタール・ドネツクでは、シティに所属するラヒーム・スターリングの躓きPK獲得が話題となった。ペナルティーエリア内で倒れたものの、映像を見る限り相手との接触は全くなし。完全なる大誤審だ。度重なる主審の誤審を受けて、欧州サッカー連盟(UEFA)は当初の予定から前倒ししてのVAR導入を検討している。

【了】

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