エンリケ・セレソ【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長が会見で女性記者に対して差別するような発言をしたことがSNSで問題になっていると英メディア『サン』などが現地時間の11日に報じた。
スペイン『クアトロ・ニュース』の女性記者が、「アトレティコはグリーズマンが多くお金をもらっているせいで財政難だという見解もあるが」という質問に、セレソ会長は「私はお金の話はしたくない。マナーが悪いし、女性には取るに足らない話題だからね」と答えたという。
このセレソ会長の回答にSNS上では、「馬鹿げた発言だ」、「女性に対する差別だ」などと問題になっているという。
同メディアはチェルシー指揮官マウリツィオ・サッリ監督がナポリの監督時代に女性記者に対して「あなたは女性で、とても美しい。その二つの理由で質問には答えたくない」と発言し、謝罪したことも同様なケースということで取り上げた。
なお、セレソ会長のこの発言に対する謝罪のコメントはまだないという。
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