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アーセナル、約4ヶ月ぶり黒星。吉田麻也フル出場のサウサンプトンが13試合ぶりの勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

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オーバメヤンと競る吉田麻也【写真:Getty Images】

【サウサンプトン 3-2 アーセナル プレミアリーグ第16節】

 現地時間16日に行われたプレミアリーグ第16節のサウサンプトン対アーセナルは、3-2でホームのサウサンプトンが勝利した。サウサンプトンのDF吉田麻也はフル出場している。

 ハーゼンヒュットル監督を迎えて初のホームゲームとなるサウサンプトンと、上位に食らいついていきたいアーセナルの一戦。序盤から積極的だったのはサウサンプトンで、アーセナルの最終ラインに高い位置からプレスをかけていった。

 先制したのはサウサンプトン。20分、左サイドからターゲットが質の高いクロスを入れると、イングスがヘディングで合わせて1-0とした。

 しかし、アーセナルはすぐに反撃。28分、イウォビの突破からモンレアルが左サイドの裏をとってクロスを上げ、ムヒタリアンが同点弾を決める。

 それでもサウサンプトンの気持ちは切れず、前半終了間際に勝ち越す。44分、右からレドモンドのやわらかいクロスが入ると、再びイングスがヘディング。うまくコースを狙ったシュートが決まって、2-1で折り返した。

 後半に入って53分、アーセナルは高い位置でボールを奪い、ムヒタリアンがミドルシュートを試みる。すると、このシュートがDFに当たってサウサンプトンGKの逆をつき、幸運な形で同点弾が決まった。

 再び追いつかれたサウサンプトンは75分、左からのCKに吉田がフリーでヘディングシュート。完璧にボールをとらえたが、これはGKに止められてしまう。こぼれ球をロングが押し込んだものの、オフサイドで得点は認められない。

 それでも勝利への意欲を失わないサウサンプトンは、85分に3点目を奪う。吉田が自陣でボールを奪うとパスを受けたホイベェアが右前方にパスを出すと、ロングがクロス。ファーサイドへのやわらかいボールにオースティンがヘディングで合わせて3-2となった。

 これが決勝点となり、サウサンプトンは13試合ぶりのリーグ戦勝利。敗れたアーセナルは、第2節以来となる今季リーグ戦3敗目。手痛い黒星となった。

【得点者】
20分 1-0 イングス(サウサンプトン)
28分 1-1 ムヒタリアン(アーセナル)
44分 2-1 イングス(サウサンプトン)
53分 2-2 ムヒタリアン(アーセナル)
85分 3-2 オースティン(サウサンプトン)

【了】

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