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Jリーグ 5年前

長崎、待っていたのは残酷すぎるシーズン。最下位で再びJ2へ、それでも得た確かな収穫【2018年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2018年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

長崎の2018シーズン通信簿

V・ファーレン長崎
長崎の2018シーズン基本フォーメーション

攻撃力:C
守備力:E
采配:C
人事:B
安定感:D

 鈴木武蔵やファンマらで織りなす攻撃力は決して低くなかった。ただ、守備は強固と言えず、今季はJ1全18チーム中最多となる59失点を喫してしまった。

 また、シーズン序盤こそ勝ち点を積み上げたが、安定感はなく、継続してポイントを重ねることができず。やはり夏場の不安定な時期が、長崎にとっては痛かったのである。

 それでも、最後まで高木琢也監督への信頼を失わず。残留を果たすことはできなかったが、チームの基盤を崩すことなくシーズンを終えた点は評価に値する。3-4-2-1をベースに戦ったが、試合ごとに3-5-2や4-4-2を使い分けるなど、高木監督の臨機応変な采配も今シーズンは何度か目立った。

【了】

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