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ドーピング違反のナスリ、“恩師”率いるハマーズと契約へ。来週中に公式発表か

text by 編集部 photo by Getty Images

サミル・ナスリ
サミル・ナスリ【写真:Getty Images】

 現在フリーになっている31歳の元フランス代表MFサミル・ナスリが、来週中にウェスト・ハム(愛称:ハマーズ)と契約を結ぶことになりそうだ。20日に仏紙『レキップ』が報じている。

 セビージャに所属していた2016年12月、ナスリはアメリカで静脈内点滴の治療を受けた。その治療内容が、世界アンチドーピング機関(WADA)の規定に反するものだったとして、最初に6ヶ月、その後に18ヶ月の出場停止処分を受けている。

 その出場停止は2018年12月31日に終了する予定で、来年の1月1日から公式戦でプレー可能となる。11月からは、ナスリのマンチェスター・シティ時代を知るマヌエル・ペレグリーニ監督(現:ウェスト・ハム指揮官)のもとで練習を行なっていた。

 ペレグリーニ監督は「サミルは良くやっている。体重も減り、チームに居場所を見つけようとやる気を見せている。今後数日以内に、彼の契約について話し合う予定だ」と語り、契約を結ぶ見通しであることを明かした。

【了】

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