バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するDFジェラール・ピケが新たなオーナーとなったFCアンドラは、新オーナーによる最初の補強として、バルサ元監督のティト・ビラノバ氏の息子であるDFアドリア・ビラノバを獲得した。カタルーニャメディア『エル・モン』などが伝えている。
ピケらの設立した投資会社「コスモス・ホールディング・グループ」は、FCアンドラの経営権を取得することが先月29日に承認された。FCアンドラはスペインとフランスに挟まれた小国アンドラのクラブであり、スペイン5部リーグで戦っている。
新監督には現役時代にバルサなどでプレーした元スペイン代表MFのガブリ氏が就任。さらに新体制での補強第一号として、バルサの下部組織出身であり、マジョルカBでプレーしていた21歳のDFアドリア・ビラノバを獲得することになった。
アドリアは元バルサ監督であるティト・ビラノバ氏の長男。同氏はバルサのアシスタントコーチなどを経て2012/13シーズンにトップチーム監督に就任してリーガエスパニョーラ優勝を飾ったが、ガンのため2013年7月に監督を辞任し、2014年4月に45歳で死去した。
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