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バルサの生え抜きFWムニル、セビージャ完全移籍が合意。予定を早めて冬移籍

text by 編集部 photo by Getty Images

ムニル・エル・ハッダディ
バルセロナのムニル・エル・ハダディ【写真:Getty Images】

 バルセロナに所属していた元スペイン代表FWムニル・エル・ハダディは、セビージャへ完全移籍することが合意に達した。11日に両クラブから発表が行われている。

 現在23歳のムニルは2011年にバルサ下部組織に加入。Bチームでの活躍を経て2014年にトップチームデビューを飾った。その数日後にはスペインA代表にも初招集を受け、EURO2016予選で代表にもデビューした。

 2015/16シーズンには出場機会を増やし、公式戦26試合に出場して8ゴールを記録。だがその後は層の厚いチームでポジション争いに苦戦し、2016/17シーズンはバレンシアへ、2017/18シーズンはアラベスへレンタルされた。

 昨季のアラベスではリーガエスパニョーラで二桁の10ゴールを記録し、今季はバルサに残った。だがシーズン前半戦のリーガでは出場7試合、先発は1回のみにとどまっていた。

 当初は契約の満了する今季終了後にセビージャへ移籍するとも噂されていたが、予定を早めて冬に移籍することが決定。バルサの発表によれば移籍金105万ユーロ(約1億3000万円)が支払われるとのことだ。

 セビージャはまた、アヤックスに所属していた20歳のオーストリア代表DFマクシミリアン・ヴェーバーの獲得が大筋合意に達したことも11日に発表している。

【了】

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