イングランド・プレミアリーグ第22節の試合が現地時間12日に行われ、バーンリーとフラムが対戦。ホームのバーンリーは「枠内シュートゼロ」で2点を奪うという珍しい戦いで2-1の勝利を収めた。

　前節終了時点で降格圏の19位に位置していたフラムと、降格ライン間近の16位に位置していたバーンリー。残留に向けて重要な一戦となる下位対決は、前半2分にフラムのFWアンドレ・シュールレが浮き球トラップからそのまま強烈なボレーを突き刺すスーパーゴールで幕を開けた。

　だがバーンリーは前半20分、MFジェフ・ヘンドリックからのクロスがDFジョー・ブライアンのオウンゴールを誘って同点。そのわずか3分後にも再びヘンドリックからのクロスをDFデニス・オドイが頭で自陣のゴールに押し込んでしまった。

　そのまま最後までスコアが動くことはなく、バーンリーが2-1の勝利。プレミアリーグの公式スタッツによればバーンリーはこの試合で11本のシュートを放ったが枠内シュートは1本もなかった。

　英メディア『BBC』によれば、枠内シュートゼロで2点を奪うというのはプレミアリーグで2003年8月以来の珍記録。3連勝を収めたバーンリーが残留に前進する一方で、フラムは開幕から22試合で勝ち点14というプレミアリーグでのクラブワースト記録となってしまった。

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