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メンバーを整理したいドルトムント。香川真司も放出候補だがクラブ探しは難航

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは冬の移籍市場でメンバーの整理を試みており、MF香川真司も放出候補の一人となっているが、現時点で移籍先探しは難航しているようだ。独誌『キッカー』が18日付で伝えた。

 香川は今季のドルトムントで出場機会を得るのに苦戦し、11月以降はベンチにも入ることができない状況が続いている。冬の移籍市場で他クラブへ移籍する可能性もあるとみられ、本人はスペインへの移籍を希望していると伝えられている。

 現在29人の選手がトップチームに在籍するドルトムントは、数人の選手を放出してメンバーを整理したいと考えているようだ。MFセバスティアン・ローデはレンタルでフランクフルトへ移籍することが決まったが、現時点でその他の取引はまとまっていない。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、「常に進展はある。一件ずつ話をしている」と移籍市場での現状についてコメント。「発表できるような具体的なことは何もない」と述べ、個別の選手への言及は避けている。

『キッカー』によれば、ドルトムントは香川やMFゼニス・ブルニッチ、FWアレクサンデル・イサク、DFジェレミ・トリアンなど出場機会の見込めない選手の移籍先を探しているが、現時点ではクラブ探しに難航しているという。だが、ドルトムント以外も含めて比較的動きの少ない今回の移籍市場が残りの2週間で活発化する可能性は高いという見通しも示している。

【了】

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