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カーディフFWを乗せた行方不明機の捜索打ち切り。「生存の可能性はごくわずか」

text by 編集部 photo by Getty Images

エミリアーノ・サラ
カーディフ・シティ加入が発表されていたエミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】

 アルゼンチン人FWエミリアーノ・サラを乗せ、フランスから英国へ向かう途中で行方不明となっていた小型機の捜索が打ち切られたことが警察より発表された。英メディア『BBC』などが伝えている。

 フランス1部のナントに所属し、今季12ゴールを挙げるなどの活躍を見せていた28歳のサラは、プレミアリーグのカーディフ・シティへ完全移籍することが19日に発表された。カーディフにとってはクラブ史上最高額での補強とのことだった。

 しかし、サラを乗せて21日にナントからカーディフに向けて飛び立った小型機は、英仏海峡上で行方不明となった。小型機に搭乗していたのはサラとパイロットの2名のみだった。

 英仏海峡に位置する英国王室属領ガーンジーの現地警察は3日間にわたって行方不明機の捜索を行っていたが、機体は発見されず。24日午後に捜索の終了が発表された。

 捜索の指揮を執っていたデイビッド・バーカー港長は、「飛行機、パイロット、乗客の痕跡を見つけることは全くできなかった。捜索を打ち切るという難しい決断を下した。家族が納得できないことは理解しているが、我々はこれ以上の手を尽くすことはできなかった」とコメント。また、サラとパイロットの安否について「この段階では生存の可能性はごくわずかだ」と見解を述べている。

【了】

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