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マラドーナを超えたナポリ主将ハムシク、中国移籍濃厚に。指揮官も示唆

text by 編集部 photo by Getty Images

マレク・ハムシク
マレク・ハムシク【写真:Getty Images】

 ナポリのMFマレク・ハムシクは、まもなく中国への移籍が実現しそうだ。イタリア『スカイ』などが伝えている。

 31歳のハムシクは、2日に行われたセリエAのサンプドリア戦に出場すると、試合後に涙を浮かべてホームのファンにあいさつをするようなシーンがあった。以前から中国への移籍が話題になっていた同選手にとって、別れのあいさつだったのではないかとの噂だ。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ハムシクは中国の大連一方へ移籍する見通し。4日にも正式発表があるかもしれないと伝えている。

 ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は試合後、ハムシクの移籍について「交渉があることは確か」とコメント。「ナポリは彼に大きな敬意を持っている。彼が望むのであれば、我々は彼の幸せを望む。交渉があって、選手が中国行きを希望していることは確かだ。ただ、それ以上のことはまだ言いたくない」と話しており、明言は避けたものの、主将の退団が近いことを示唆した。

 ハムシクは2007年にナポリの一員となり、この日が520試合目の出場だった。12シーズンでナポリで決めた得点数は121。これはかつてナポリで活躍したディエゴ・マラドーナ氏を超える数字で、得点数でも出場試合数でもクラブレコードである。

【了】

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