香川真司、“復活”への26分間。海外組でも稀有な経験値、重要なのはリーグの格にあらず

2019年02月10日(Sun)12時00分配信

text by 青木務 photo Getty Images
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トップオブトップも経験

 AFCアジアカップ2019決勝で日本はカタールに1-3で敗れた。2022年ワールドカップのホスト国の強さを見せつけられ、多くの人が危機感を抱いたことだろう。この試合のスタメンが発表された時、あることが話題になった。先発11人全員が海外組、というものだ。

 多くの選手がさらなる成長を目指し、日本を飛び出している。健闘を見せながらも壁に直面したロシアワールドカップ、もはや優勝はノルマではないと痛感させられたアジアカップ。2つの国際大会を経験する中で、海外でプレーする年長者たちは、海を渡ることの重要性をメディアに語ってきた。選手同士でも話題となるテーマだろう。

 例えば今回のアジアカップで奮闘した堂安律と冨安健洋の20歳コンビは、それぞれオランダとベルキーでプレーしている。競争力の高いリーグではあるが、彼らはここで終わるつもりはないだろう。いずれはビッグクラブへ飛躍しようと野心を燃やしているはずだ。

 彼らのような若い才能は行けるところまで行くべきだ。一方で、キャリアを重ねるなかでトップオブトップを経験した選手は、どこでプレーしていようと自身の力を発揮することが重要になる。蓄積してきたものがあるから、どのリーグ、どのクラブでプレーしようと自分の出し方を知っていると言える。

【次ページ】今後への期待

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