香川真司は優れたチームプレーヤー。高まる影響力、ゆえに求められる劣勢でのリーダーシップ

2019年02月26日(Tue)10時20分配信

text by 青木務 photo Getty Images
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キレのあるプレーで相手を翻弄

 香川はキレのあるプレーで相手を翻弄。19分、中央から右に流れながらボール受けると、ついてきたマルティン・シュクルテルを幻惑している。浮き足立つ相手を尻目に香川は脅威となった。ファウル気味のチャージを受けても倒れず運び、狭いところに侵入しては失わず巧さを披露した。

 自陣深くまで相手を追うなど守備でも献身的な姿勢を見せる。香川は攻守の切り替えの速さを生かし、また相手の意図を先読みしながら対応していく。

 そして、2-0で迎えた前半アディショナルタイム。中盤でボールが溢れると香川が素早く反応。ダイレクトでスルーパスを送ると、ユルマズがディフェンスラインの背後に抜け出し、ループシュートを沈めた。状況を見極めた香川の素早い判断が、チームに3点目をもたらした。

 自身の活躍もあってライバルを一蹴――となれば香川にとっても最高のスタメンデビューだったが、試合はこのまま終わらなかった。

 55分に1点を返されると、61分にもネットを揺らされた。そして67分には同点弾を決められ、ベシクタシュは約12分の間に3点を叩き込まれることになった。結局、試合は3-3で終わり、香川は85分にベンチへ退いている。

 ライバルに意地を見せつけられた格好だが、香川個人の出来は悪くなかった。

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