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ケインに続きトッテナムDFも処分なし。アーセナル戦で相手選手を蹴ったが…

text by 編集部 photo by Getty Images

ダビンソン・サンチェス
ダビンソン・サンチェス【写真:Getty Images】

 イングランドのFA(フットボール・アソシエーション)が、トッテナムに所属する22歳のコロンビア代表DFダビンソン・サンチェスに対する処分を行わないようだ。4日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 問題を指摘されたのは現地時間2日に行われたアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”。後半アディショナルタイム、相手ゴール前でアーセナルのロラン・コシエルニーと衝突。コシエルニーが下敷きになり、サンチェスが上に乗っかった状態になった。サンチェスが起き上がろうとした際に、コシエルニーの膝付近を左足で蹴り、その場を立ち去っている。これに対して主審からの判定は下らなかった。

 この行為に関して、3試合の出場停止処分になる可能性が浮上。しかし、同紙によるとFAからはお咎めなしだという。暴力的行為と判断するほどでは無いと考えられているようだ。ハリー・ケインに続き、サンチェスも処分を免れる形となりそうだ。

 現地時間2月27日に行われたプレミアリーグ第28節のチェルシー戦では、試合開始して23分にトッテナムのハリー・ケインが口論になったチェルシーのアスピリクエタに向かって頭突きのような動作を行なっている。

 アスピリクエタは痛がる素ぶりを見せることはなく、主審も笛を吹かなかったため、警告対象にはならなかった。ただ、映像には残っているため、処分の対象になる可能性が浮上していた。しかし、FAからお咎めなし。チェルシー戦の次節に当たる今回のアーセナル戦ではフル出場を果たし1得点決めている。

【了】

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