リーガ・エスパニョーラのバルセロナがアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフト獲得に本腰を入れているようだ。スペイン『アス』などが現地時間の19日に報じた。

　アヤックスユース出身のデリフトは今季大ブレイクを果たし、欧州のビッグクラブから注目される夏の移籍市場での主役候補だ。現地時間の5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント一回戦2ndレグのレアル・マドリー戦ではフル出場で勝利に貢献した。

　バルセロナは32歳になったDFジェラール・ピケの後釜候補として、デリフト獲得に本腰を入れている。アヤックスは移籍金7000万ポンド（約103億円）でデリフト放出を容認するとも伝えられている。

　また、バルセロナは同じくアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを夏の移籍市場で獲得することで合意に達し、アヤックスとも良い関係を築けていることが、デリフト獲得のプラス要素となると同メディアは報じている。

　だが、注目銘柄のデリフトにはフランスのパリ・サンジェルマン（PSG）やイタリアのユベントスも来夏の獲得に興味を示していて、バルセロナも来夏に動かなければ、他クラブに獲られてしまう。果たして、バルセロナはデリフト獲得に動くのだろうか。

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