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試合前の国歌演奏であり得ない失態…スマホ音源の“着信音”が鳴り響く

text by 編集部 photo by Getty Images

スチュワート・バクスター
南アフリカ代表のスチュワート・バクスター監督【写真:Getty Images】

 現地時間24日に行われたアフリカ・ネーションズカップ2019予選のリビア対南アフリカ戦で、試合前の国歌斉唱の際に信じがたい出来事が起きた。南アフリカ『タイムズ』などが伝えている。

 代表チーム同士が対戦する試合では試合前に両国の国歌が演奏される。選手や観客らが自国および対戦国への敬意を表する意味でも重要な場面であり、間違いのないように執り行うことが必要となる。

 だが問題の試合では、南アフリカの国歌がスタジアムに流されていた際、突然国歌が中断。何らかの“着信音”のような音が鳴り響いたあと、再び国歌が再開された。おそらくは、スタジアムの担当者が携帯電話を南アフリカ国歌の音源として用いており、その最中にメールなどを着信したようだ。

 なお、試合はチュニジアのスファックスで開催。リビアのホームゲームだが、国内の不安定な情勢のため中立地での開催となっていた。

 予選最終節であるこの試合は、勝った側のチームが本大会進出を決めるという大一番だった。Jリーグでの指導経験もあるスチュワート・バクスター監督が率いる南アフリカがアウェイで2-1の勝利を収め、今年夏に開催される本大会への出場を決めている。

【了】

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