マンU、屈辱的敗戦の原因。悪くはなかった68分間、運命を変えた指揮官の采配

チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ、マンチェスター・ユナイテッド対バルセロナの一戦が現地時間10日に行われ0-1でアウェイチームが勝利している。前半早々に失点を許したホームチームだったが、その後の試合内容は決して悪くなかった。ではなぜ敗れたのだろうか。(文:小澤祐作)

2019年04月11日(Thu)11時45分配信

text by 小澤祐作 photo Getty Images
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試合開始早々に1点を失ったが…

マンチェスター・ユナイテッド
バルセロナ戦に挑んだユナイテッドのメンバー【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝屈指の好カードであるマンチェスター・ユナイテッド対バルセロナの一戦は、お互いの狙いがハッキリと浮き出るなど、かなり激しいゲーム展開になった。

 ホームで勝利を挙げたいユナイテッドは3-5-2のフォーメーションを採用。守備時にはWBのアシュリー・ヤング、ディオゴ・ダロが下がり5バックを敷き、スコット・マクトミネイ、フレッジらはボランチとCBの間のスペースを果敢に狙ってくるリオネル・メッシを徹底的にマークする役割を求められていた。オーレ・グンナー・スールシャール監督は、バルセロナに対しまずは守備面で優位に立とうと考えていたのだ。

 しかし試合を動かしたのはアウェイチームだった。12分、ピッチ中央でボールを受けたセルヒオ・ブスケッツが相手の背後を取ろうと動き出したメッシを見逃さず、浮き球のパスを出す。ボールを受けた背番号10は左足でファーサイドにクロスを送ると、これをフリーで待っていたルイス・スアレスが頭で合わせる。ボールはルーク・ショーに当たったが、ダビド・デ・ヘアの横を通り過ぎゴールに吸い込まれた。

 早い時間に1点を奪われたことで、ユナイテッドのゲームプランはいきなり崩れてしまった。それでも戦う姿勢を見せたのはピッチに立つ11人の戦士たち。バルセロナを恐れず、果敢に前へ出た。

 守備でも素早いプレスでバルセロナの攻撃を高い位置でストップ。そこからの組み立てにはやや苦しんでいたが、アウェイチームに自由を与えさせない試合運びはできていた。

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