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サポ54人が武器携帯で“強制送還”…CLユーベ対アヤックス戦に向け緊張高まる

text by 編集部 photo by Getty Images

ユベントス、アヤックス
1stレグでは1-1で引き分けたユベントスとアヤックス【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのユベントス対アヤックス戦に向けてイタリアに入国しようとしたアヤックスサポーターのうち、54人が武器となり得る危険物の携帯により“強制送還”を命じられた。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

 ユーベとアヤックスが対戦する準々決勝2ndレグは現地時間16日にユーベのホームで開催。先週行われた1stレグは1-1のドローに終わり、アウェイゴールを奪って引き分けたユーベがやや優位と言える状況に立っている。

 オランダのアムステルダムで行われた1stレグの際にも、両チームのサポーターによる衝突や危険行為が大きな騒ぎを引き起こした。合計140人を超える逮捕者が出たと報じられている。

 その影響もあり、トリノでの試合に向けても警備の強化が図られている。試合前日までに、ケンカに使用可能な強化グローブやマウスピース、爆竹、発煙筒などの危険物を所持していた54人のアヤックスサポーターが国境でイタリア入国を止められ、母国へ護送されることになったとのことだ。

 イタリアのマッテオ・サルヴィーニ内相もサポーターの危険行為に対して強硬姿勢を示した。「我々はスタジアム内外でのあらゆる暴力と戦う。犯罪者たちはこれ以上サッカー場に足を踏み入れてはならない」と公式ツイッターでコメントしている。

【了】

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