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プレミアリーグで“33試合連続引き分け無し”の珍記録。最後のドローは1ヶ月前

text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ
イングランド・プレミアリーグ【写真:Getty Images】

 現地時間15日に行われたイングランド・プレミアリーグ第34節の試合でアーセナルがワトフォードに勝利を収めたことで、同リーグで「33試合連続引き分け無し」という新記録が達成された。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 プレミアリーグの試合が最後に引き分けに終わったのは、3月16日に行われた第31節のボーンマス対ニューカッスル戦(2-2)。だがそれ以降の1ヶ月間に行われた33試合では全て決着がついている。

 カップ戦の影響による延期などで日程が変則的となった試合もあるが、第31節の残り試合から第34節にかけて引き分けはゼロ。ホームチームが20勝、アウェイチームが13勝を記録している。

 現在まで行われた今季の全335試合のうち引き分けは58試合となっており、その割合は約17.3%。1992年にプレミアリーグが創設されて以来、引き分けの割合が20%を下回ったことはなく、残りの55試合で引き分けが19試合以上なければ最低記録となる。

 プレミアリーグ以前の時代を含めても、これほど引き分けの数が少ないシーズンは100年以上例がない。仮に現在の17.3%のままシーズンを終えたとすれば、1896年以来の123年間で最も引き分けの割合が低かったシーズンとなる。

【了】

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