J2の東京ヴェルディは18日、同クラブに所属するFW菅嶋弘希がポルトガル1部のポルティモネンセに移籍することをクラブの公式サイトで発表した。

　菅嶋はヴェルディの下部組織出身で2014年にトップチームに昇格。同年に開幕戦でスタメン起用され、プロデビューも果たした。ルーキーイヤーとなった2014シーズンはリーグ戦21試合に出場するも、翌年はわずか8試合の出場に留まった。2016年にはジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍し、2018年にヴェルディへ復帰。だが、同年12月に契約満了で同クラブを退団していた。

　ポルティモネンセへ移籍し、初の海外挑戦となった菅嶋はクラブの公式サイトで「昨年末からチームに合流していましたが報告が遅くなり申しわけありません。ヴェルディでは育成時代からたくさんのチームメイト、クラブ関係者、サポーターの方々、スポンサーの方々にお世話になりました。特に今まで指導していただいた監督、コーチの皆さんにはとても感謝しています。ヴェルディでチームに貢献できませんでしたが少しでも上を目指して頑張ります。ヴェルディのJ1昇格を祈っています」とコメントした。

　なお、ポルティモネンセには現在、GK権田修一、MF亀倉龍希、MF大堀亮之介の3人の日本人選手が所属している。

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