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ミラン、CL出場逃すと悪夢のシナリオ? FFP対策による主将売却の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

アレッシオ・ロマニョーリ
アレッシオ・ロマニョーリ【写真:Getty Images】

 ミランが来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を逃した場合、チームの主将を務める24歳のイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリを売却する必要が出てくるかもしれない。27日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 同メディアによると、FFP(ファイナンシャル・フェアプレー)違反を避けるために、主力選手の誰かを売却しなければならないという。その候補に挙がっているのがロマニョーリだ。同選手は今季公式戦37試合に出場し2得点を記録している。

 ミランが2015年8月にローマから2500万ユーロ(約31億1000万円)で獲得した選手だが、ミランは7000万ユーロから8000万ユーロ(約87億2000万円から約100億円)で売ることを考えているとのこと。また、CL出場権獲得を逃した場合の弊害はそれだけではない。

 チェルシーからの期限付き移籍でミランに加入しているフランス代表MFティエムエ・バカヨコの買い取りオプションを行使したければ移籍金3500万ユーロ(約44億円)払う必要があるが、それも難しくなる。

 CL出場権の獲得を当てにしているだけに、それを逃した場合はFFP対策による様々な悪夢のシナリオが待っている。対策しなければ、FFP違反に伴うヨーロッパリーグ(EL)禁止処分の可能性も。現在セリエAでCL出場圏内4位のミランだが、果たしてこのまま順位をキープ出来るのだろうか。

【了】

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