不調のアーセナルを救ったトリオ。バレンシアに勝利…それでも残された課題と最大の問題点

2019年05月03日(Fri)12時10分配信

text by 小澤祐作 photo Getty Images
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アーセナルを救った3人とは

アーセナル
バレンシア戦で輝いたオーバメヤン、ラカゼット、エジル【写真:Getty Images】

 ここ最近の不調ぶりを考えても、この勝利はチームにとって大きなプラスとなるはずだ。もちろん楽なゲームではなかったが、なにより結果が出たことがすべてである。

 その中でやはり目立っていたのは攻撃陣の奮闘。とくにラカゼット、オーバメヤン、エジルの3人のパフォーマンスはバレンシアにとって脅威となったことだろう。チームを救った存在とも言えるのではないだろうか。

 とくにラカゼットとオーバメヤンの関係性は抜群であり、18分に生まれた同点弾はまさに二人だけで崩し切ったものと言ってもいいだろう。62分にもオーバメヤンからラカゼットへ絶妙なクロスが入るなど決定機を生み出している。

 ラカゼットはこの日、シュート数全体でトップの6本放っており、決定的なパスもチームトップタイの2本繰り出すなど攻撃面で圧倒的な存在感を放った。何より2ゴールという結果。申し分ない働きだった。相棒・オーバメヤンもシュート数3本、決定的なパスはラカゼットと同じく2本出しているなど前線で躍動。持ち味のスピードを生かす場面も少なからず作っており、バレンシア守備陣を翻弄するには十分な出来だった。

 そしてエジルは中央、サイドと幅広いエリアに顔を出しては味方のパスコースをうまく作り出し攻撃の起点となり続けた。チームの1点目、2点目にしっかり絡んでおり、同選手も持ち味は最低限発揮できていたと言うべきだろう。

 守備時は5バック気味になるバレンシアは、中盤でエジルに自由を与えさせてしまったのが最も痛かった。ボールを収められてはパスを散らされるなど、良い様にやられてしまっている印象は否めなかった。エジルをいかにして捕まえるのかは、バレンシアが2ndレグへ向けて改善すべきポイントかもしれない。

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