相手GKと接触したサラー【写真:Getty Images】
リバプールはチャンピオンズリーグ準決勝バルセロナ戦のセカンドレグで厳しい戦いを強いられることになりそうだ。4日のニューカッスル戦を終えたあとのユルゲン・クロップ監督のコメントを英『スカイ・スポーツ』などが伝えた。
ニューカッスルとの接戦を制してプレミアリーグ制覇に望みをつないだリバプールだが、この一戦では不安要素もあった。後半途中にFWモハメド・サラーが相手GKと接触して頭部を負傷。しばらくピッチに倒れ込み、担架で運び出されている。
サラーについてクロップ監督は、「彼はピッチに倒れた。ドクターが決断を下して交代させた。もちろん我々はそれを受け入れたよ。彼はロッカールームで座って試合を見た。だから問題はない。ただ、当然だが、もう少し様子を見なければいけない」と話している。
クロップ監督は試合前、FWロベルト・フィルミーノの状態についても語っていた。
「正直、あまり良くない。もっと早く回復すると思っていた。特に彼はそう思っていた。ただ、あまり順調にきていない。待たなければいけないが、ミッドウィークはとても厳しそうだ」
敵地でのファーストレグでバルセロナに0-3で敗れているリバプール。ただでさえ決勝への道は厳しいが、サラーとフィルミーノを欠くことになれば、さらに困難になることは間違いない。
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