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酒井高徳、2試合連続のスタメンも4失点大敗。HSVは自動昇格の可能性が消滅。POも…

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井高徳
酒井高徳【写真:Getty Images】

【パダーボルン 4-1 ハンブルガーSV ブンデスリーガ2部第33節】

 ドイツ・ブンデスリーガ2部第33節、パダーボルン対ハンブルガーSVが現地時間12日に行われた。試合はDF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するアウェイのハンブルガーSVが1-4で敗戦した。

 酒井は左サイドで先発し、2試合連続のスタメンとなった。得意の右サイドではく、左サイドでの先発だったが、攻守に安定したプレーを見せた。伊藤はベンチ外となっている。

 勝てば2位に浮上する可能性がある4位ハンブルガーは序盤から2位パダーボルンに攻められるも、GKミケルが防ぐ。だが25分、ミケルがシュートを弾いたこぼれ球をパダーボルンのセバスティアンに押し込まれ、先制を許す。さらに後半開始早々にセバスティアンに追加点を奪われ、リードを2点に広げられた。

 だが、ハンブルガーが反撃に出る。71分、サントスのコーナーキックにドロンヘレンが頭で合わせ、ゴールに突き刺した。これでハンブルガーが1点差に詰め寄った。これで逆転したいハンブルガーだったが、81分にパダーボルンのゴールが決まってしまい、勝負あり。終盤の追加点で絶望的な状況となった。

 ハンブルガーは終盤にも追加点を奪われ、1-4で敗戦した。敗戦したハンブルガーは残り1試合で2位パダーボルンとの勝ち点差が4に広がってしまい、自動昇格の可能性が消滅した。さらに、プレーオフ圏内の3位ウニオン・ベルリンとの勝ち点差は3だが、得失点差で21も離れているため、プレーオフの可能性も現実的には不可能となった。

【得点者】
25分 1-0 セバスティアン(パダーボルン)
46分 2-0 セバスティアン(パダーボルン)
71分 2-1 ドロンヘレン(ハンブルガーSV)
81分 3-1 クリストファー(パダーボルン)
86分 4-1 クリストファー(パダーボルン)

【了】

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