U-20日本代表、南米王者エクアドルどう倒す? あの“パナマの怪人”バルデスが攻略法を伝授【U-20W杯プレビュー】

ポーランドでFIFA U-20ワールドカップ2019が開幕する。日本は決勝トーナメント進出に向け、23日にエクアドルとの初戦に挑む。ブラジルなどを破って南米王者として世界大会に臨む強国をいかに攻略するか。日本に縁の深い“パナマの怪人”が直前の練習試合での経験を元に攻略法を教えてくれた。(取材・文:舩木渉【ポーランド】)

2019年05月23日(Thu)18時00分配信

text by 舩木渉 photo Getty Images
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エクアドルは久保の不在も知っていた

U-20日本代表
U-20日本代表は23日にU-20ワールドカップ初戦のエクアドル戦に臨む【写真:舩木渉】

 FIFA U-20ワールドカップ2019がいよいよ開幕を迎える。23日に行われる日本の初戦の相手は、同世代の南米王者・エクアドルだ。

 ポーランド入りして調整を続けているU-20日本代表の影山雅永監督は「リスペクトが必要」とエクアドルの強さを認め、「組織としても、個人としても、強みの部分を我々が抑える試合をしないといけない」と警戒を強めていた。

 選手たちも重要な初戦に向けて「個の能力が高い」と口をそろえる。特にエクアドルの前線には18歳ながらA代表で出場歴を持つFWレオナルド・カンパーナがおり、日本にとって大きな脅威になることは間違いない。

 影山ジャパンのセンターバックとして対峙することになりそうなDF瀬古歩夢は「得点源がそこというのは確か」と対カンパーナを念頭に置きながら、「そこをセンターバック同士で抑えればゼロに勝利につながるかなと思うので、意識してチャレンジしていきたい」とエース封じに意欲を見せた。

 一方、エクアドルも順調にチームを仕上げてきているようだ。ホルヘ・セリコ監督は日本戦前日の記者会見でポーランド入りしてから韓国、そしてパナマと2試合のテストマッチをこなしたことでチームの成熟度が上がっていることを強調していた。

「日本はコパ・アメリカに呼ばれるだろう3選手の不在とは別に、非常にリスペクトすべきチームだ。その成長ぶりは明らかで、厳しい相手であることは分かっている」

 アルゼンチン人指揮官はこう語る。日本には昨年10月のアジア予選で主力だったMF久保建英やMF安部裕葵、GK大迫敬介が不在。彼らは日本国内で来月ブラジルで開催されるコパ・アメリカに出場するA代表招集が濃厚とされているが、そんな情報までエクアドル陣営は網羅しているのである。おそらく日本の情報は丸裸だろう。

 さらにセリコ監督は日本を「日本はダイナミックに、美しくスピーディーな連係プレーを多用し、興味深い2トップで戦うだろう。とても重要なチームだ」と分析した。「試合前までの情報しか得られないので、明日の試合で日本がどう戦ってくるのか知ることは難しい」との前提つきではあったが、重要な初戦で勝ち点3を得るために万全の準備を整えてくるはずだ。

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