フランクフルトのセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、イングランドやイタリアへの移籍を希望しているのだろうか。「プレミアリーグやセリエAが自分に合う」と独紙『ヴェルト・アム・ゾンターク』に語っている。

　現在21歳のヨビッチは今季のフランクフルトで公式戦27ゴールを挙げる活躍をみせ、チームの躍進に大きく貢献。その活躍には他国のビッグクラブも注目し、特にスペインのレアル・マドリーからの関心が盛んに取りざたされてきた。

　マドリーへの移籍は合意に達し発表を待つのみだと報じられる一方で、両クラブが移籍金の額で合意に達せず破談に終わったとの報道もあった。一方でヨビッチ本人は、スペイン以外への移籍を望んでいる様子もみせている。

「ヨーロッパリーグでの経験からすると、自分のサッカーのやり方には欧州の他のリーグの方が合っていると言えそうだ」とヨビッチ。「フィジカル面に関して、ブンデスリーガはすごく要求が高い。チェルシーやインテルとの試合をしてみて、個人的にはプレミアリーグやセリエAの方が自分にとってよりプレーしやすいと感じられた」と続けた。

　フランクフルトは今季ヨーロッパリーグのベスト16でインテルと、準決勝でチェルシーと対戦し、ヨビッチはその4試合でチームが挙げた3得点全てを記録している。マドリーへの移籍が実現しないとすれば、イングランドやイタリアから獲得に動くクラブが出てくる可能性もあるかもしれない。

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