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アーセナル、EL決勝予想スタメン。初のEL優勝、2度目の欧州タイトルを狙う11人は誰だ?【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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左からコラシナツ、ジャカ、エジル、トレイラ、メイトランド=ナイルズ【写真:Getty Images】

セアド・コラシナツ(背番号31)
生年月日:1993年6月20日(25歳)
今大会成績:9試合出場/0得点

シャルケから加入2季目となった今季は、プレシーズンに行われたチェルシー戦で左膝を痛めて序盤戦を欠場。復帰後は、3バック時の左WBや4バックの左SBとして、プレミアリーグでは24試合で7アシストをマークしている。コラシナツの攻撃参加が、アーセナルの戦いのひとつのカギを握るだろう。

グラニト・ジャカ(背番号34)
生年月日:1992年9月27日(26歳)
今大会成績:8試合出場/0得点

コラシナツやモンレアルが怪我で不在の前半戦は、左SBも務めたスイス代表MF。今季のプレミアリーグでは2季連続で10枚のイエローカードをもらうなど、守備面での問題が度々指摘される。しかし、攻撃面ではチームに創造性をもたらす存在であるジャカがファイナルの舞台でも先発するのではないだろうか。

ルーカス・トレイラ(背番号11)
生年月日:1996年2月11日(23歳)
今大会成績:11試合出場/0得点

今季、サンプドリアから加入したウルグアイ代表MFは、すぐにボランチのレギュラーに定着。170㎝に満たない小柄な身体ながら、対人守備を得意とする。3月のトッテナム戦では危険なタックルによりレッドカード、そして3試合の出場停止処分を下されるなど、粗削りな部分もある。しかし、リーグ戦51失点を喫したアーセナルにとって、ボールを奪えるトレイラは決勝の舞台では貴重な存在となるだろう。

エインズリー・メイトランド=ナイルズ(背番号15)
生年月日:1997年8月29日(21歳)
今大会成績:9試合出場/1得点

6歳からアーセナルの下部組織に在籍するメイトランド=ナイルズは昨季、トップチームに正式に昇格。右サイドの不動のレギュラーだったエクトル・ベジェリンが1月に前十字じん帯を断裂する大怪我を負うと、徐々に出場機会を増やした。右SBや右WBとして、最終的にプレミアリーグ16試合に出場。初ゴールもマークするなど、飛躍の年となったメイトランド=ナイルズが、右サイドを担うとみられる。

メスト・エジル(背番号10)
生年月日:1988年10月15日(30歳)
今大会成績:9試合出場/1得点

ロシアワールドカップ後に、電撃的にドイツ代表引退を表明したエジル。喧騒の中で始まった今季はベンチを外れる試合も多く、リーグ戦での先発は20試合にとどまった。しかし、代役候補のアーロン・ラムジーはEL準々決勝1stレグのナポリ戦で負傷し、今季絶望。さらに、EL決勝戦が行われるアゼルバイジャンとアルメニアの対立を理由に、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンは遠征メンバーから外れた。代役不在のトップ下として、大一番での活躍が期待される。

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