U-20日本代表はなぜ敗れたのか。日韓戦で突き付けられた現実。韓国に上回られたある部分とは【U-20W杯】

2019年06月05日(Wed)12時30分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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終盤の失点で敗北。その原因は?

「いくつかのチャンス」で決め切れないでいると、往々にして流れは向こうに傾いてしまうものだ。84分、菅原がミスパス。ペナルティエリアの右の角の外にいたチョイ・ユンにボールを渡してしまう。チョイ・ユンはすかさずゴール前のオ・セフンにクロスを入れる。後半に手こずった9番にヘディングで押し込まれ、とうとう日本代表は失点。試合の終盤に生まれた一瞬の隙を、韓国代表は見逃さなかった。

 それから88分の東俊希と原大智の同時投入も実らず、東アジアのライバルに0-1のスコアで敗れることになった。

 山田は振り返る。

「最悪、相手を疲れさせて、延長30分使ってでも1点取ればいいっていう自分たちのプランがあったので、PKの練習もしていたし、その中で中5日のアドバンテージをしっかり活かすっていう中で、あの失点だけがもったいなかったかなあ、と思います。

0-0で勝ってもいないし、負けてもいないっていう時に、少しふわっとしていたのかなあって、1点とったら勝てると思ってっていう中で、少ないチャンスでああやって決めてきて、最後はしっかりもう時間使って、ああいう勝負強さっていうところでは、少し韓国が上だったのかなあとは思います」

 左サイドを中心にタフに戦った16番は、敗因を「勝負強さ」や「泥臭さ」といったところに見出しているようだ。

「勝利への執着心というか、自分たちは上手くゲームを進めようっていうところにフォーカスし過ぎたかなあって思います。向こうはやっぱり前に前にって、ああやって1点泥臭く取って勝ち切っているので、今日は彼らの戦い方が良かったと思う。

そういう意味では、自分たちはもう少しゴール前で泥臭く決めたり守ったり、っていうところは、日本人らしさを捨てるじゃないですけど、もう少し海外の選手とやるのに、泥臭くゴールに決めるっていうところで、やっていかないといけないのかなあと思っています」

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